ももちゃん
2015.11.10.13:35



こんにちは絵本「ちょっとだけ」の瀧村有子です。
本日の絵本は「ちいさいモモちゃん」のルウのおうち
松谷みよ子.文
中谷千代子.絵
絵も文も大好きです。
しかし 結構文章が残酷だったりするんです。そこがリアルでドキドキもするし 笑っちゃったりもします。
このお話もいつも遊んでいるくまのぬいぐるみのルウにももちゃんが
「ぷっぷっぷっ、ルウなんていらないもん。おうちへかえりなさい。」なんていじわるを言うんです。
次のページ、ルウが部屋から出て行くシーン。
ドチッとしてるけどなんか寂しそうな背中で文章は「ルウはすこしないていたみたいでした。」とあります。
かなしい~。°(°`ω´ °)°。
でも、結局ももちゃんはルウに会いたくなって探しまわって「やあよう、やあよう。おうちへかえっちゃやあよう。」って泣くんです。
(「やあよう。」って生意気な感じが可愛いですね)
猫とかうさぎにもルウの居場所を聞くんだけど見つけられなくて探しまわった結果 森の中でどろんこになったルウを見つけました。
「ここだよう。」
ルウはどろんこになって
「ぼく、おうちがないから つくったの」ルウはうれしそうにいいました。
えー(T_T)なんかかなしい~って思ったら次の一文。
「それでね、ももちゃんのいすもつくったよ。」
ですって~(*´艸`*)
やさしいですねぇ~♪うっとりします。
じつは、ももちゃんも優しいんです。
探しに行く時パンを持って出て最後のページはルウが作ってくれた小さいイスに座って二人でパンをたべるんです。
あーよかった。(´v`)
大人になればなるほど こういう話は 心が浄化される(^_^;)
日頃の意地悪な自分の行いを(笑)
改めなくっちゃ!と反省。
ルウみたいにどこまでも優しくならなくっちゃ。
体型は真似してるけど(笑)
では、また~
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